基礎英語とラジオ英会話、どちらがおすすめかと問われれば、答えは基礎英語です。
英語やり直しの社会人の方であれば、先に基礎英語3を終わらせてから、ラジオ英会話に進むのがベターです。
二つの違いは、学ぶ内容の目的にあります。
基礎英語は、中学レベルの英語を抑える講座。
ラジオ英会話は、話すための英語を学ぶ講座になります。
現役高校生など、中学英語を抑えている方はラジオ英会話から初めてもOKです。
難易度を見ると、基礎英語は中学レベルであるのに対して、ラジオ英会話は高校レベルの英語を扱います。
よって、まず学ぶべきは基礎英語になります。
今回は基礎英語とラジオ英会話の違いについて解説します。
目次
「何をどうすればいいのか」
それらをシンプルにまとめました。 英語学習にはお金も才能も一切入りません。
先にやるべきは基礎英語
ラジオ英会話と基礎英語は似たようなレベルなので、どっちをやるか迷われる方はたくさんいます。
先にやるべきは基礎英語です。
厳密には基礎英語3です。
基礎英語3が難しいのなら、基礎英語1、2でも構いません。
基礎英語3とラジオ英会話、どちらか片方しかやらない場合、基礎英語3の方が圧倒的に応用が利きます。
基礎英語をやっておけば、英会話力も身につきますし、英語の基礎である中学英語は絶対に押さえておかなければなります。
順番として基礎英語3→ラジオ英会話です。
難易度(レベル)は基礎英語の方が簡単
基礎英語とラジオ英会話は似たような講座として扱われますが、難易度は異なっています。
NHKが公式に公開しているレベル表では、基礎英語3はA2レベル、ラジオ英会話はB1レベルになっています。
(参考:基礎英語のレベル)
具体的なレベルで言うと、基礎英語3は中学3年生の内容。
ラジオ英会話は高校生レベルの英語を扱います。
中学レベルの英語をマスターせずに、ラジオ英会話を勉強しても理解できないところが出てきます。
基礎英語とラジオ英会話の違い
基礎英語は、基礎である"中学英語"がメイン
基礎英語の英語の基礎である中学英語の勉強をします。
基礎英語1,2,3でそれぞれ、中学1年2年3年レベルの英語を学習します。
文法、単語、言い回し、使い方など、中学レベルを徹底的にマスターします。
中学生が学校の授業と並行して進められるように作ってあるので、本物の中学レベルです。
英語学習において中学英語は一番大事です。
英語のほとんどは中学で習う内容で成り立っています。
1レッスンは15分。
NHK英語講座はどれも1日15分で終わります。
ラジオ英会話は話すための英語
ラジオ英会話のコンセプトは、「話すための英語」を学習することです。
つまり、最終的に話せるようになることを目指す講座です。
そのために、"ネイティブの感覚"を詳しく説明してくれます。
例えば、Speakとtalkは同じ「話す」と言う意味でも、どういった違いがあるか。
be going toとwillの違いは何か。
そういった実際に使うことになった時のための英語を教えてくれます。
講座の構成自体は基礎英語と同じです。
英文ダイアログがあって、そのあとに解説が入ります。
勘違いして欲しくないのは、決して英会話のための教材ではありません。
TOEICのスコアアップが目的の方や、受験生にもおすすめできる講座です。
結局、英語の微妙なニュアンスを理解しないと、英文もスラスラと読めないし、言っていることも伝わり辛いからです。
ただ高校生レベルの教材なので少し難易度が高めなので、基礎英語をおすすめしています。
基礎英語を終えてからラジオ英会話がベスト
学び直しの社会人の方や、中学英語からやり直したい学生の方は、基礎英語からやることをおすすめします。
基礎英語3を終えてからラジオ英会話に進めば、理解もかなり楽にできます。
どちらか片方やるだけにしても、基礎英語は英語を学ぶ上で絶対に必要な内容です。
どんな道に進んでも応用が利くので、基礎英語が無駄になることはありません。
反対に。中学英語を終えている方、現役高校生で中学英語には自信がある方は、ラジオ英会話から始めるべきです。
自身の状況に合わせて、お選びください。
どちらもいい教材なのは間違いありません。
まずは1日15分頑張って継続してみてください。
⇒【挫折せず毎日続ける方法】
「何をどうすればいいのか」
英語学習にはお金も才能も一切入りません。
本当に、正しい方法でただコツコツとやるだけなんです。