ラジオ英会話と入門ビジネス英語は全く別の教材になります。
どっちを使うか迷われる方が多いですが、講座の目的が違うので、明確に判断することができます。
入門ビジネス英語:ビジネスシーンの表現を学ぶ講座
大半の方はラジオ英会話を使うべきです。
入門ビジネス英語を使うべきなのは、ビジネスに特化した方です。
単に英語力を上げたい方は、ラジオ英会話が妥当です。
難易度は、ラジオ英会話と入門ビジネス英語でそこまで変わりません。
今回はラジオ英会話と入門ビジネス英語を違いを解説します。
「何をどうすればいいのか」
それらをシンプルにまとめました。 英語学習にはお金も才能も一切入りません。
講座の目的・コンセプトが違う
ラジオ英会話と入門ビジネス英語では、講座のコンセプトが大きく違います。
わかりやすく言うと、入門ビジネス英語は、ビジネスシーンの表現に特化した講座です。
文法や単語の解説はありません。
とにかくすでにビジネスマンで、英語を使う状況にある方を対象にした講座です。
「新たに英語を学びたい!」
「根本的な英語力を上げたい!」
「TOEICのスコアを上げたい!」
以上のような方にはオススメしません。
一方、ラジオ英会話は、「話すための英語」というコンセプトではありますが、会話表現やビジネス表現に特化している訳ではありません。
高校レベルの英語を対象に、文法・単語を細かく学ぶ講座です。
よって、多くの方の対象になるのは、「ラジオ英会話」です。
⇒【ラジオ英会話の中身・構成】
難易度・レベルの違い
NHK講座のレベル表では、ラジオ英会話も入門ビジネス英語もどちらも「B1」レベルになっています。
B1レベルでできることは、
- 職場、学校、あるいは旅先での会話の要点を理解できる
- スピーチの詳細を理解できる
- 事実に基づく内容や興味の対象を理解できる
学校の授業でいうと、どちらも「高校生レベル」の英語になります。
NHKの表では、ラジオ英会話の方が若干レベルが下になっていますが、僕の実感でしては逆です。
ラジオ英会話の方が少し難しいです。
少し難しいというか、目的が違っているためそもそもは全くの別物です。
入門ビジネス英語の方が簡単と感じる理由は、中学英語を使った表現が多いからです。
入門ビジネス英語は、ビジネスシーンで使える表現に特化して学ぶ教材です。
ビジネス表現は中学英語で成り立つものが多々あります。
だから文章の難易度としては、入門ビジネス英語の方がやや簡単に感じます。
多くの学習者におすすめするのは、ラジオ英会話
ラジオ英会話と入門ビジネス英語の違いは以上です。
まとめると、ビジネスの表現を学びたいか否かです。
「ビジネスの表現が今すぐ必要だ!」という方は、入門ビジネス英語がぴったりです。
それ以外の方は、ラジオ英会話をオススメします。
・僕のような英語学び直しの社会人の方
・受験生
・主婦
・中学生
以上のような大半の方にとっては、ラジオ英会話の方が有効な講座です。
「何をどうすればいいのか」
英語学習にはお金も才能も一切入りません。
本当に、正しい方法でただコツコツとやるだけなんです。