NHK基礎英語で真剣に学習するなら、テキストは絶対に用意すべきです。
音声だけでも十分学べる教材なのは確かですが、テキストを用意すれば学習効率が圧倒的に高くなります。
英語学習者の皆さんは、いろんな教材を並行して進めていると思います。
基礎英語をテキスト付きで勉強すれば、それらの教材も不要になります。
文法書、音読教材、単語本、教科書、全てが基礎英語のテキスト1冊で事足ります。
テキスト最大のメリットは音読できることにあります。
音読学習なくして英語勉強は成り立ちません。
今回はテキストを用意すべき理由を解説します。
⇒【「英語学習=音読」の理由】
「何をどうすればいいのか」
それらをシンプルにまとめました。 英語学習にはお金も才能も一切入りません。
テキストを用意すべき理由
音読するため
NHK基礎英語講座のテキストを用意すべき理由の一番は、音読にあります。
テキストがないと音読できないからです。
音読学習と言われてもピンとこないかもしれません。
学校では音読は全然やらないのでそれもそのはずです。
レッスンごとにある英文ダイアログを毎回10回音読するだけ。
これだけで学習効率は圧倒的に差がでます。
なぜ音読がいいのか、簡単に言うと、「身体器官を使って英文を出し入れすること」が英語習得に効果的なのです。
わかりやすい例はカラオケです。
カラオケの歌詞は、歌っているうちに自然と覚えます。
歌詞カードを見るだけで覚えることは不可能です。
しかしカラオケのように口に出すことで、自然と体が覚えるのです。
英語も同じように、たくさんの英文を身体に落とし込むことで、英語の習得率が雲泥の差で変わってきます。
基礎英語に限らず、効率的な英語学習において英文テキストは必要不可欠なのです。
わからない語句を確認するため
テキストの利点は他にもあって、語句を確認できる点です。
音声で聞いていてわからない単語を、"2秒"で確認できます。
初めて見る単語は、意味も綴りもわからないはず。
些細なことですが、これが積み重なると大きな差です。
特に初心者に頃は、わからない単語を放置しておくのは大きなストレスです。
ストレスで学習効率が落ちるのは最悪です。
すぐに確認し、目で覚えるためにもテキストは絶対にあったほうがいいです。
音声オンリーで学習する派の方もテキストを用意しておいて損はありません。
身につくスピードが圧倒的に違う
毎日15分聞くだけの勉強法と、テキストを用意して音読する勉強法(1レッスン45分ほど)では英語が身につくスピードが圧倒的に違います。
確かに音読勉強法の方が時間がかかるのは確かです。
しかしそれを差し置いてもスピードが全然違います。
そもそも1日15分聞くだけで、「英語が身についた」と言えるレベルになるのはなかな難しいです。
よくある「聞くだけで話せる」が謳い文句の怪しい教材は、全く効果がないのはご存知だと思います。
基礎英語は決して、聞き流すための教材ではありませんが、それでも1日15分だけで英語を話せるようになるには、かなりの時間がかかります。
英語を身につけるには、短期間にある程度集中して時間を確保してやる必要があります。
現に僕は、基礎英語1,2,3を一年でやり終えると、400点台だったTOEICが、700点を超えました。
これはひとえに集中して行った音読のおかげです。
ラジオ音声だけでも勉強できる
とはいえ、社会人の方や忙しい学生さんの場合、英語の勉強時間を捻出するのは困難です。
そんな方は、通勤時間や昼休みに基礎英語を聞くだけでも効果はあります。
あくまで音読した方が効果的なのであって、基礎英語は聞くだけでも十分使える教材です。
決して聞き流す教材ではなく、文法や用法、単語の使い方の解説がメインの教材です。
そしてそれらは聞くだけで十分学べます。
「音読する時間と基礎英語は意味ないのか...」
そう諦める必要は全くなしです。
むしろ聞き流す時間しかない方こそ、基礎英語を使うべきです。
音読は最悪どの教材でもできますが、聞き流すだけでここまで学べる教材は限られています。
⇒【テキストなしの勉強法】
ぜひ自身の環境にあった方法で、基礎英語をご活用ください。
真面目にコツコツやれば必ず力がつく教材です。
頑張ってください!
⇒【挫折せず毎日続ける方法】
「何をどうすればいいのか」
英語学習にはお金も才能も一切入りません。
本当に、正しい方法でただコツコツとやるだけなんです。