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【実践ビジネス英語の勉強法】最強は「音読」。最も効果的な使い方を徹底解説。

実践ビジネス英語が優れている教材なのは間違いないです。
教養が身につく題材も多く、英語とプラスして一人のビジネスマンとしても成長させられます。

しかし多くの学習者はただラジオを聞き流したり、問題に取り組むことしかやっていません。

「音読」が抜けています。

どんな英語学習も一回聞くだけ、一回読むだけ、それで英語を話せるようには絶対になりません。
みなさんもご自身の感覚でわかるはず。

一回さらっと問題集をやっただけで英語を話せるようになるでしょうか。
問題集の英語は身についたと言えるでしょうか。

そんな感覚全然ないはずです。

今回は実践ビジネス英語をより効果的に使う「音読」のやり方を細かく徹底解説します。

僕は英語学習で死ぬほど音読をしてきました。

どの教材も見ればおおよそこういう風に音読しよう!とすぐにプランを組むことができます。
僕が実際に実践ビジネス英語でやっている音読法を紹介します。

 

 

860点までの具体的な道筋
「なぜ基礎英語で"860点"をとれたのか?」

「何をどうすればいいのか」

それらをシンプルにまとめました。 英語学習にはお金も才能も一切入りません。

実践ビジネス英語、読むだけ聞くだけでは意味がない

実践ビジネス英語に限らずですが、英語学習において「音読」をやらずに教材を終えてしまう方が多すぎます...!

逆に言うと、音読以外は英語勉強をやったとは言えません!
それくらい英語学習=音読という意識を持ってほしいです。

というか、実践ビジネス英語までたどり着いた方であれば、すでに音読のすごさをわかっている方がほとんどかもしれません。

「音読をやれ!」という話はこの辺にして、早速やり方に入っていきましょう!

 

ちなみに音読のすごさは僕が言うより、こちらのサイトの方が参考になります!

参考:音読をすれば英語は独学でできるようになる

音読の仕方

テキストと音声を用意

まずはテキストとCDを用意します。

僕は毎月アマゾンでテキストを用意し、音声は一番安いNHKダウンロードストアからダウンロードしています。
単品で買うと月500円ほどなので安いです。

 予習「今回の内容」を読む

基本的には正規のやり方に沿って進めていきます。

最初は予習として「今回の内容」を読みます。
レッスンの一番最初のページにある、どんな物語なのか解説してくれる日本語の文章です。

そこまで気合を入れずにさらさらっと読みましょう。

いつも英文を聞いた瞬間にここで読んだ内容を忘れる僕です。笑

 

テキストの「聞き取りのポイント」を読む

次に本文であるToday's Vignette(ビニェット)のページを開きます。

テキストのビニェットを開き、ページ右上にある「聞き取りのポイント」を読みます。
これもさらっとでOK。そこまで重要ではありません。

 

ビニェットをテキストを見ずに聞く(1回)

まず最初はテキストを見ずにビニェットを聞きます。

ここではリスニングテストのつもりで聞いてください。
先に文字を読まずに聞くので、自分の悪い癖を入れずにリスニングを行うことができます。

後で最後に聞いたとき、どれくらいはっきり聞き取れるようになったか比べるためでもあります。

今の自分のリスニングの実力を確かめることもできます。

ビニェットを熟読する

本文をテキストを見ながら熟読します。

・リスニングはどれくらい正確であったか
・わからない単語と文は日本語訳を確認する
・音読はしなくていい

以上のことを意識して読みます。

 

ビニェットを音読する(5回)

ビニェットを熟読し、話の内容を理解できたらテキストを見ながら音読します。

ビニェット本文を5回、CDを使わずに音読します。
このとき、必ず文章の意味と構造を理解してから音読してください。

わけのわからない文章を音読しても全く意味がありません。

 

Words and Phrasesを聞く

単語のセクションでは、テキストを見ながら音声を聞きます。

 

2回単語が読まれるので、音声に続いて口に出しましょう。

 

初めての単語に関しては、音声を止めて5回ほど口に出して呟きます。

ここでも音読が重要です。とにかく学びたい部分は口に出すことが一番大事です!

Word Watch

Word Wacthの音声を聞き流します。
この辺は音声口座に沿って進めていくだけです。

「へ~」くらいに思っておけばOK!

 

語句の読解

この後にテキストには載っていない「語句の読解」が入ってきます。

語句の読解に関してはリスニングテストとして臨みましょう。
新しく出てきた単語の意味を英語で解説してくれるセクションです。

意外と簡単な単語で説明してくれるので、聞き取れないことはありません。

ただ全く聞き取れないという方は、諦めて次に行きましょう。
ここを飛ばしても実践ビジネス英語の恩恵は享受できます。

「語句の読解」はテキストに載ってなくて音読ができないので無視でも構いません。

Say What You Mean

ここも同じように音声に沿って進めていきます。

音声を流れに沿って終えた後、それぞれ文章を5回ほど音読します。

回数は個人の目安で変えてOK。
ビニェットの音読が一番重要なので、全然減らしても構いません。

 

Quote Unquoute

格言や金言を英語で学べるこのコーナー。
さらっとスルーでOKです。

気に入ったものがあれば音読して覚えてみてください。笑

 

ビニェットに戻り音読5回、シャドーイング5回

これで音声のレッスンが一通り終わりました。

音声自体は10分ほどで終わります。
これじゃ全然短いので、がっつり音読をして追い込んでいきましょう。

本文をテキストを見ながら5回音読します。

その後、音声を流し、シャドーイングを5回します。
もしテキストを見ずにシャドーイングできない場合は、テキストを見てやってもOKです。

 

これで始めの音読と合わせて、計15回音読(シャドーイングも)したことになります。

毎回これくらいやれば、相当英語を味わった感も出てきて成長スピードも速まります。

これくらいやって初めて「英語を勉強した!」と言えるんです!

 

参考:音読のやり方「サイクル法」

音読の回数は力量で変えていい

実践ビジネス英語にトライされる方は、それなりの英語レベルだと思います。

これまでに音読をやってきた方も多いはず。
そういう方は、上に書いた回数でなくても構いません。

合計5回程度の音読でもやった感、味わった感が出れば次に進んでOKです。

英語は勉強すればするほど、自分で「これくらいでいいな」というのがわかってきます。
レベルの高い教材なので、学習者のレベルも高いはず。回数はあくまで目安に自分で変えるのも大アリです!

逆に少し背伸びして実践ビジネス英語にトライされている方は、回数を増やすのもいいでしょう。

自分で音読を終えてみて、「まだなんだかしっくりこないな」「足りないな」そう思った方は、1レッスン20回、30回と音読してみてください!

 

 

レッスン終了日 Talk the Talk with Heather Howard

各物語の終了日は「Talk the Talk with Heather Howard」になります。
6回ごと、金曜日がこの日になりますね。隔週です。

まずは「Talk the Talk with Heather Howard」をリスニングします。
全く聞き取れない場合は、テキストを見ながらリスニングします。

 

そのままListening ChallengeやAs they sayに進み、一回トライして終わらせます。

これらが終わったら、また「Talk the Talk with Heather Howard」に戻り音読します。

かなりの文量なので5~15回音読します。

この中に音声ありテキストなしのシャドーイングも入れてください。
音読5回シャドーイング5回がおすすめです。

 

音読のやり方は以上になります。

移動中はひたすらシャドーイング

通勤や散歩のときはビニェットの音声を流し、ひたすらシャドーイングをします。

人混みの中は、口パクや小声でもいいので、シャドーイングで対応します。
シャドーイングであればテキストもいらず、イヤホンと音声だけでできます。

すでにテキストでの音読とシャドーイング計15回終わっているので、外に出ても簡単にシャドーイングできるはずです。

 

参考:音読は小声でも効果あり!

 

空き日に復習する

実践ビジネス英語は週3回のカリキュラムになっています。

1,2,3日目のおわったら、4,5,6日目は1,2,3日目にやった内容の復習に充てます。
復習でやるのは音読です。

ビニェットをメインにまた15~30回音読とシャドーイングを半々やってください。

復習日はビニェット以外の例文はそこまで音読しなくてもいいので、ビニェットメインに音読をやります。

音読はやったらやったぶんだけ身になるので、耐えて回数を増やしていってください!

 

以上が実践ビジネス英語の勉強法になります。

実践ビジネス英語は絶対に音読してほしい教材です。
これだけ素晴らしい英文が用意されているのですから、音読しない手はありません。もったいなすぎます!

それでは頑張ってください!

参考:音読でTOEIC900点越えたブログ

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860点までの具体的な道筋
「基礎英語だけで"860点"をとる方法」

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英語学習にはお金も才能も一切入りません。
本当に、正しい方法でただコツコツとやるだけなんです。
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