NHK【入門ビジネス英語】レベルと難易度、特徴を解説。TOEICは550～780点！難しくなく、シンプルな講座。

NHK入門ビジネス英語は中級レベルの英語講座。
学習者の英語レベル想定は、TOEIC550～780点です。

具体的には高校中級レベルといったところ。高校初期の文法を学んだ学習者であれば十分トライできます。
基本的に使われる単語や文法も簡単なものが多く、特徴としては「ビジネス表現」が多く出てきます。

同じ難易度感のラジオ英会話との違いはそこです。
実践ビジネス英語と比べると、かなり簡単になっています。

ビジネス英語ということもあり、TOEIC学習者にも向いている講座です！

ただ特に「ビジネス表現を知りたい！」という動機がないのであれば、ラジオ英会話や他の高校レベルの教材を使った方がいいです。

今回は入門ビジネス英語のレベルや特徴について解説します。

B1レベル

NHKの公式サイトでは、「入門ビジネス英語」をB1レベルと定義づけています。
CEFRという語学の国際基準企画においてB1レベルという意味です。
まあこの辺はそこまで重要じゃないのでスルーしてOK!

（NHK公式）

B１レベルで具体的にできることは、

そう言われてもなかなかピンとこないかもです...。

TOEIC550～780点の方が想定

NHK入門ビジネス英語の想定レベルをTOEICの点数で見ると、「550～780点」となります。
そのほか、TOEFL iBTやIELTSも参考にしてください。

英語初級学習者が取り組むには難しい教材ということがわかります。
高校初級レベルの学習を終わらせてからでないと、苦戦することになるでしょう。

実際は「ラジオ英会話」よりも簡単！

同じNHK講座で比較すると、同じレベルには有名な「NHKラジオ英会話」が属しています。
ただラジオ英会話よりもNHK入門ビジネス英語の方が難しいとなっていますね。

僕が講座を受けていて思ったのは、ラジオ英会話よりも入門ビジネス英語の方が簡単です。
まず使われる単語が簡単で、文法もシンプルなものが多いです。

入門ビジネス英語は、「ビジネスの表現」を学ぶための講座なので、その辺の負荷は軽めに作ってある感じを受けました。

特に「ビジネス表現」にこだわるつもりはなく、普通に英語力をつけたいという方は、ラジオ英会話や他の高校レベルの教材を使うべきです。

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英語のスピードは速い

英文が読まれるスピードはラジオ英会話よりも早いです。

ストリーミングサイトで無料で試聴できるので聞いてみてください。
ラジオ英会話よりほんの少しだけ早いなという印象を受けました。

TOEICの音声に近いスピードだと言えます。
使われる英語は平易ですが、その分スピードが速いのはビジネス感が伝わってきますし、難易度の高さに寄与しているかもしれません。

TOEICに似てる

スピードもそうですし、やはり「ビジネス」という点でTOEICに近い講座です。
TOEICの実際の問題はビジネスシーンのものがほとんどです。

会議やミーティングの内容や状況、その他にフライトの予約やメールの書き方などビジネスにまつわる話を基本に進む入門ビジネス英語はまさにTOEICの練習にはもってこいの講座です。

週２回のゆるゆるとした講座なので、負荷もそこまで高くはありません。
がっつりTOEICの点数を一気にあげたいという方は、公式問題集で一気に勉強した方が点数が上がるスピードは速いと思います。

そこまで焦らず、ゆっくり根気強くビジネス英語を身につけていこうという方は、入門ビジネス英語がおすすめです。

参考：TOEIC公式問題集を使った勉強法

文法よりもビジネス表現にフォーカス

NHK入門ビジネス英語講座では、細かな文法表現よりもビジネス表現をメインに学びます。

基礎英語などの中学レベルを終え、高校英語をまだの方は先にラジオ英会話を終わらせた方がいいです。
文法解説にそこまで注力していないので、もしやってみて全然わからない場合は、ラジオ英会話もしくは基礎英語3に戻り文法を学ぶべきです。

高校初期の文法を学べばある程度理解できるレベルなので、他の教材で高校初期レベルの内容をマスターしてもいいでしょう。１からラジオ英会話をやるよりそっちの方が早いでしょう。

⇒【入門ビジネス英語の勉強法・使い方】

週２回なので続けるのが楽

入門ビジネス英語は月曜日・火曜日と週２回しかないので、忙しいサラリーマンの方も続けやすいです。

毎日ある講座だと、復習できずに次に進んでいきますから、内容も定着せずモチベーションも下がってくるんですよね。

一気に英語力を上げるつもりはなくて、ゆっくり長期的に「ビジネス表現」を学びつつ英語力あげていこうと考えておられる方にとっては、とてもマッチした講座だと思います。

特にビジネス表現を学ぶことに強いこだわりがない方は、ラジオ英会話等、他の高校初期レベルの教材をオススメします。

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