「ラジオ英会話」と「高校生から始める現代英語」はレベル的には似ています。
ラジオ英会話の一個上のレベルに当たるのが、「高校生から始める現代英語」です。
どちらも高校生レベルの英語を想定した講座です。
順番としては、「ラジオ英会話→高校生から始める現代英語」の順です。
高校生でレベルの高い方や社会人で英語の基礎が完璧に身についている方以外は、ラジオ英会話を選ぶのがベターな選択になります。
今回はラジオ英会話と「高校生から始める現代英語」の違いを解説します。
目次
「何をどうすればいいのか」
それらをシンプルにまとめました。 英語学習にはお金も才能も一切入りません。
「ラジオ英会話」と「高校生から始める現代英語」の違い
「ラジオ英会話」と「高校生から始める現代英語」の違いをまとめました。
・「高校生から始める現代英語」は、週2回のレッスンで少なめ
・瞬間英作文、英会話トレーニングは「高校生から始める現代英語」の方が充実
・英語の基礎から全般を扱っているのは「ラジオ英会話」
ラジオ英会話の方が少し簡単
文章のレベルはラジオ英会話の方が簡単です。
「高校生から始める現代英語」は高校生レベルとは言えど、レベルが高めの高校生英語です。
難しい単語も出てくるので、迂闊に手を出すと痛い目を見ます。
テキストも白黒一択で、初心者用ではないのがわかります。
(高校生から始める現代英語)
ラジオ英会話は高校生から社会人までを想定しており、基礎英語(中学レベル)を終えた学習者なら学べる内容になっています。
テキストもカラフルです。
(ラジオ英会話)
公式の難易度・レベル
NHK公式が発表しているレベルでは、高校生から始める現代英語の方が1段階上になっています。
・ラジオ英会話:B1レベル
・高校生から始める現代英語」B1〜B2レベル
・スピーチの詳細を理解できる
・事実に基づく内容や興味の対象を理解できる
・母国話者ともリラックスして、自然にやりとりができる。
・いろいろな話題についての意見を長短含めて述べることができる。
「現代英語」は週2回のレッスン
週に行われるレッスン数も違います。
ラジオ英会話は平日は毎日レッスンが行われますが、「高校生から始める現代英語」は週に2回のレッスンです。
ラジオ英会話に比べて少ないのです。
これはがっつり英語を学習したい方にとっては少ないボリュームです。
おそらく「高校生から始める現代英語」は初学者を対象にしていないので、これだけの量なのかと。
英語は初期であればあるほど、ある程度詰め込んで学習しないといけません。
すぐに忘れてしまうからです。
一方「高校生から始める現代英語」レベルの学習者であれば、週2回のレッスンでも得られることは多いのです。
レッスン数が少なめです。
多くの方にとってはがっつり毎日学習した方がいいので、ラジオ英会話がいいでしょう。
「現代英語」は時事ニュースを取り扱っている
「高校生から始める現代英語」は時事ネタを扱っています。
政治や金融、環境問題などが出てきます。
これは難関校を受験する高校生にとってはプラスポイントです。
受験英語では、ビジネスや地球問題のネタは多々取り上げられます。
「高校生から始める現代英語」で今のうちから慣れておけるのはいい点です。
受験生ではなくても、読んでいるだけで知識が身につくのでサラリーマンの方にも役立ちます。
僕も学習題材は、オリジナルの物語(ラジオ英会話)より時事ネタや論文系の方が好きです。
時事ネタでも無理なく読める人にはおすすめです。
(時事ネタは難しい単語や造語がたくさん出てくるので難しいです。)
多くの方にとってはラジオ英会話がおすすめ
両方学習してみた所感としては、大半の方にはラジオ英会話をおすすめしたいです。
高校生から始める現代英語も手応えがあって、いい講座ですが、ここまでたどり着くのは結構難しいです。
いきなり挑むと挫折しかねません。
まずは基礎英語を終わらせ、それからラジオ英会話を完了させれば、結構な英語レベルになれます。
それにラジオ英会話も決して簡単な教材ではありません。
まずはラジオ英会話をやってみて、あまりにも簡単に感じたり、学びことがないと感じたら、「高校生から始める現代英語」にトライしてみてください。
「何をどうすればいいのか」
英語学習にはお金も才能も一切入りません。
本当に、正しい方法でただコツコツとやるだけなんです。