「ラジオ英会話は暗唱しなくちゃいけないの?」
「暗記しないと意味ないの?」
そう思われている方は多いですが、そんな必要はありません。
学んだダイアログがいつでも使えるように、暗唱練習はしますが、あくまで絶対ではありません。
ラジオ英会話は、暗記を目指して「音読」するだけで十分効果があります。
そもそも暗唱ですら難しいのに、完璧に暗記するのはかなり難しいです。
今回はラジオ英会話の暗記・暗唱について解説します。
「何をどうすればいいのか」
それらをシンプルにまとめました。 英語学習にはお金も才能も一切入りません。
暗記を目指して、「音読」する
「ラジオ英会話」の講師である大西先生は、ラジオ英会話の扱いについて以下のように述べています。
大西先生「音読・暗唱してダイアログをいつでも使えるようにしてください。」
引用:大西先生インタビュー
ラジオ英会話で学んだ内容を、実戦でも使えるようにするために、暗唱を推奨しています。
しかし、ラジオ英会話をやってきた僕の感覚からすると、暗唱はかなり難しいです。
特に初心者の方に限っては無理に近いです。
僕は暗唱にこだわらずラジオ英会話を続けてきました。
テキストを暗記する必要もありません。
大事なのは、「音読」です。
音読をする過程で、結果的に暗記すればいいのです。
「暗唱できること」「暗記すること」に重きを置くと学習スペースがかなり遅くなります。
慣れてくると暗記スピードも上がる
ラジオ英会話を数ヶ月続けると、何周か音読するだけで英文を覚えられます。
英文の暗記は、歴史の語呂合わせのようなものではなく、英文の蓄積によって行うのがベストです。
英文知識の引き出しが増えるほど、新しい英文を覚えるのが簡単になります。
だから学習初期は、音読を10周しても暗記はできないでしょう。
でもそれでOKです。
特に暗記にはこだわらず、コツコツレッスンを継続してください。
暗唱はシャドーイングでカバー
暗唱は、英文テキストを見ずに口に出して読み上げることです。
正直「暗唱しろ」と言われると億劫でなりません。
いちいち「テキストを見て、顔を上げて英文を読み上げる」これを一生繰り返すのは面倒です。
だから僕は暗唱も一切しませんでした。
暗唱は、シャドーイングで十分代用できます。
シャドーイングはテキストを見ずに、英文についていくトレーニングなので、暗唱に近いものがあります。
初見の文はほとんどシャドーイングできないので、暗記できているかどうかを見極める機会にもなります。
音声を流すだけでできる簡単なトレーニングなのもグッドです。
暗唱トレーニングをしたい方は、シャドーイングから始めるのがいいです。
根詰めると続かない
ラジオ英会話は必ずしも暗記・暗唱する必要はありません。
初心者の頃は、どれが意味のあるトレーニングかわからないので、全部やりたくなると思います。
でも暗唱と暗記は特に労力を使うトレーニングであり、時間とストレスがかかります。
その結果、挫折の原因になるのでやらなくてOKです。
ラジオ英会話は、簡単な「音読」だけで十分効果があります。
僕はTOEIC860点に至るまで、結局音読しかしませんでした。
暗唱も暗記も一切していないので安心してください。
3〜4ヶ月目あたりから、暗唱できるようになる
上述したように、音読を続けるうちに暗唱できるようになります。
音読していた文を、自然と何も見ずに言えるようになるのです。
音読による英文の蓄積がない状態で、いくら暗記しようとしても時間がかかるだけです。
心配しなくても音読を続けるうちに、簡単に英文を覚えられるようになります。
だからまずは何も考えず音読を続けてください。
ラジオ英会話で一番効果的な勉強法は音読なのです。
「何をどうすればいいのか」
英語学習にはお金も才能も一切入りません。
本当に、正しい方法でただコツコツとやるだけなんです。