NHK基礎英語は全英語学習者にオススメできる教材です。
今から英語を学び直される方、中学の内容を復習したい方は、間違いなくNHK基礎英語を使うのが一番いいです。
あれほど優れた教材はありません。
そんな基礎英語を多くの方は聞くだけで使っているかと思われます。
それはとてももったいないことです。
基礎英語の効果のある使い方は「音読」です。
基礎英語を音読すれば、もう複数の英語教材をやる必要はありません。
今回は基礎英語の勉強法について解説します。
ただ聞くだけの勿体無いない使い方はやめて、効果を何倍にもする、音読をやっていきましょう。
目次
「何をどうすればいいのか」
それらをシンプルにまとめました。 英語学習にはお金も才能も一切入りません。
NHK基礎英語のテキストを用意する
まず用意するものは基礎英語のテキストです。
基礎英語音読法は必ずテキストが必要になります。
一冊500円しないので、普通の教材よりも安めではあります。
基礎英語はコスパの観点から見ても、素晴らしい教材です。
喫茶店のコーヒー1杯の値段、騙されたと思って購入されることをオススメします。
せっかくの英語人生、なるべく惜しまないで欲しいのです。
音声は安くないのでラジオで無料で聞くか、オーディブルでスマホに無料DLするのが一番使いやすいです。
⇒【テキストなしの勉強法】
NHK基礎英語の勉強法
基礎英語の使い方を解説します。
基礎英語1・2・3に通用する勉強法になります。
単に聞くだけであれば、15分もかからず終わりますが、音読をするので1レッスン30分〜45分かかります。
慣れてくると30分で収まるようになってきます。
英文を試し聴き(リスニングテスト)
まずは英文を試し聞きします。
この時はまだテキストは見ません。
自分のリスニング力をテストするのです。
全然聞き取れなくてもOK。ほとんど聞き取れないと思います。
音読を終わった後に音声を聞いて、自分の成長度を確かめるために、はじめに聞いておきます。
多くても2〜3回で終わります。
「これ以上聞いても聞き取れないや!」と思ったら次に進んでください。
テキストを黙読(答え合わせ)
テキストを読んでリスニングの答え合わせをします。
まずさらっと読んで見て、意味が理解できなければ、日本語訳を見ます。
この段階で、英文の意味を全て理解します。
ゆっくり読んで時間がかかってもOKです。
テキストを見ながら、解説を聞く
音声を流し、実際に基礎英語の講座を受講します。
講座の内容が難しかったり、早い場合は、先に解説文をさらっと読み込みましょう。
本編を全て通して受講します。
音読(5〜10回)
今日のレッスンの英文を全て音読します。
音声を流す必要はありません。
英文ダイアログからCAN-DOに例文まで、書いてある英文を全て音読します。
(CAN-DOも音読します)
これを5〜10周します。
初心者のうちは、辛いですが、できれば10周頑張ってほしいです。
音読は増やせば増やすほど効果があります。
発音がわからない部分は音声を聞いて確認します。
シャドーイング(3〜5回)
音読の後は、シャドーイングをします。
シャドーイングは音声に被せて音読するやり方です。
音声よりも少し後に英文を読みます。
テキストを見ないで5回シャドーイングをします。
音声について行けない場合は、テキストを見ながらシャドーイングします。
CAN-DOのシャドーイングは不要で、英文ダイアログだけでOKです。
英文ダイアログを聞く
一番最初にやった試し聞きとの違いを確認します。
かなり聞き取れるようになっているはずです。
基礎英語の音読勉強法は以上です。
1レッスンを以上のカリキュラムで勉強していきます。
音読を通じて同じ文を何度も読み込むので、英文が身体に馴染んできます。
音読は学校ではあまり取り上げられない勉強法なので、半信半疑かと思われますが、ぜひまずは1ヶ月続けて見てください。
「英語がなんだか聞きとれる感じがする!」
1ヶ月も続ければ、音読の効果がかなり実感できるようになっています。
1日1レッスンから始めて、増やしていく
真面目に音読すると1日のレッスンは30〜45分ほどかかります。
まずは1日、これだけの勉強量でいいので積み重ねていってください。
よくないのは、いきなり1日3時間勉強するやり方です。
勉強の習慣がないうちは、習慣作りのために少ない量から初めていきます。
慣れてくると負荷も減るので、1日2〜3レッスンに増やしていきます。
もともと基礎英語は1日1レッスンでコツコツ力をつけていく教材です。
焦る必要はないので、地道にやっていきましょう。
基礎英語は確実に力がつく教材です。
いろんな教材がありますが、まずは信じて打ち込んで見てください。
「何をどうすればいいのか」
英語学習にはお金も才能も一切入りません。
本当に、正しい方法でただコツコツとやるだけなんです。