実践ビジネス英語ですが、普通に難しいです。さすがNHK英語講座の最高峰。
僕は現在TOEICの点数は860点なんですが、普通に苦戦しています...。
それくらい難しい講座。
ただ、逆に他のNHK講座ではすでに物足りなくなっているので、800点以上ある方は実践ビジネス英語にトライすることになると思います。
僕くらいのレベルの方にとっては、勉強になる感がやばいです。
これくらいの歯ごたえは欲しいもの。
今回は実践ビジネス英語のレベルと難易度について解説します。
目次
「何をどうすればいいのか」
それらをシンプルにまとめました。 英語学習にはお金も才能も一切入りません。
TOEIC860の僕がやっても普通に難しかった...。
本文レベル
どれくらい難しいかは、実際に本文を見てもらうのが一番早いはず。
下の画像が本文テキストになります。
実際ゆっくり熟読する分には、理解できないでもないんですが、所見のリスニングとなると、あっさり聞き流してしまうところもありました。
いやーTOEICのリスニングはほとんど聞き取れたんですが、実践ビジネス英語は難しいですね。
ちょいちょい始めてみる単語出てくるし...。
でも勉強するというのはそういうことですよね。
確かに初期の頃の英語学習はもっとひどくて、わからないことのオンパレードでした。
それからみれば、まだまだ理解はできるので甘いものです!
単語レベル
ちなみに下の画像が単語になります。
イディオムも単語も、初めて見るわ!ってのがいくつかあります。
一応僕、TOEFLとかの単語帳使ってやってきたんですけどね泣
難しい単語が使われるのもあって、ある程度は聞き取れはするんですが、完璧まではまだ遠いです。
TOEIC860点の人が受けた感想はこんなところです!
実践ビジネス英語の正確なレベル・難易度
実践ビジネス英語の正確な難易度はNHK公式サイトで「C1」レベルとなっています。
C1レベルはTOEICでいうと、945-990点に相当します。
そりゃ僕もわかるわけないですよ。笑
(NHK公式サイトから抜粋)
(参考:CEFR)
EF SET | 61 - 70 |
IELTS | 6.5 - 7.5 |
TOEIC (R&L) | 945 - 990 |
Cambridge English Scale | 180 - 199 |
TOEFL iBT | 95 - 120 |
Global Scale of English (Pearson) | 76 - 84 |
NHK公式の図を見ても、実践ビジネス英語がずば抜けていますね。
同じ「ビジネス英語」の入門ビジネス英語と比べても大きく差が開いています。
ちなみに英検で見ると、1級レベルです。
実践ビジネス英語、すごい。
ゴリゴリに英語力が身についていく感じがする
実践ビジネス英語をやってみた感想としては、ゴリゴリに英語力がアップしていく感じがします。
ビジネスのための英語講座というより、一人の英語を話す人間として総合的な力が上がっていくイメージです。
例えば、扱われる題材は社会問題や環境問題、時事ネタや論文だったりします。
つまりそのような難しい話で出てくる単語にも対応できる英語力を養うことができる教材なのです。
同じ入門ビジネス英語は、どちらかというと、ビジネスシーンで使う表現をメインと言った感じでした。
すでに高い英語力がある方は、入門と迷われている場合、絶対に実践ビジネス英語をおすすめします。
ただ入門は週2回のカリキュラム、実践は週3回なので、両方並行して進めることも可能です!
ビジネスマンじゃなくても使える
ビジネス英語を利用の仕方としてテキストにも「ビジネス英語や時事英語に囚われず、総合的な英語学習に使ってほしい」と書いてあります。
だから英語をバリバリ使うビジネスマンでなくても、実践ビジネス英語は十分役立つ教材なのです。
ビジネス英語を目的に、
・ビジネス習慣
・語彙力
・英語知識
を学べる講座なのです。
TOEIC向きかどうかと言われれば微妙。英検向きではある。
TOEIC対策には少し遠回り
ただ、一つ思うのはTOEIC点数だけを上げたい!という方にとっては微妙かもしれません。
少し遠回りになります。
文章自体もTOEICでありがちな会議や店での話、メールっぽい感じはありません。
・長期的に見て英語力をつけていきたい
・洋書や新聞をよめるようになりたい
・まだまだ英語力をアップしたい
TOEICだけが目的でない方は、実践ビジネス英語はおすすめできます。
僕自身もTOEICだけを目指して勉強してきたわけではありません。TOEICはあくまで自分の英語力を測る一つの指標。
実践ビジネス英語で英語力を上げれば、自然とTOEICの点数も上がります。というか簡単に感じるようになります。
しかし、最短でTOEICの点数を上げたいのであれば、TOEIC公式問題集を使うなどTOEICの傾向に慣れたほうがいいでしょう。
そう言った方はTOEIC英語の勉強で進めるべきです。
現に僕も公式問題集を少しはやりこみました。
英検1級対策の方は使える
一方英検にはピッタリの講座です。
英検はビジネスに特化した題材ではなく、環境問題や社会問題もたくさん出てくるので、そういった問題になれるためにもいい教材だと言えます。
その辺はみなさんのレベルと目的に合わせて使っていただきたいです。
以上、実践ビジネス英語のレベルを解説しました。
「何をどうすればいいのか」
英語学習にはお金も才能も一切入りません。
本当に、正しい方法でただコツコツとやるだけなんです。