NHK基礎英語のレベルは以下の通りです。
・基礎英語1:中学1年レベル
・基礎英語2:中学2年レベル
・基礎英語3:中学3年レベル
中学生の方は、今自分が学ばれているところからスタートすればいいですが、社会人の方はどれを選んでいいのかわかりません。
中学3年レベルと言われてもピンとこないはず。
まずはとりあえずやってみて、難しくないレベルを選ぶことが大事です。
自分の英語力を図るツールもありますが、主観で判断してもOK。
今回はNHK基礎英語の難易度と選び方を解説します。
ぜひやり直しの社会人や学生さんに参考にしていただきたいです。
「何をどうすればいいのか」
それらをシンプルにまとめました。 英語学習にはお金も才能も一切入りません。
各基礎英語のレベル
基礎英語1
基礎英語1は中学1年レベルです。
日常生活での基本的な表現を理解し、ごく簡単なやりとりができる
- 簡単な自己紹介ができる。
- ゆっくりした会話なら何とかついていける。
- ホテルなどでフォームに個人情報を記入できる。
引用:NHK 基礎英語のレベル
公式サイトの解説を見ても、いまいちピンと来ませんね。
基礎英語1は、中学1年レベルの内容でBe動詞や人称(He,She)から勉強していきます。
英文の単語数も少なく、本当の初心者用になっています。
「学生時代に英語は苦手で右も左も分からない」そんな方は、基礎英語1をオススメします。
大学受験で英語を勉強した方は基本的に必要ないかと。
自分で見て見て、簡単すぎると思えば、やる必要はありません。
主観は案外正しいものです。
基礎英語2
基礎英語2は中学2年生の内容です。
過去形や過去の否定形、3人称単数系などを勉強します。
中学2年生だけあって、基礎英語1よりは難しいです。
「〜するつもり/予定」といった未来形(Be going to, Will)や、「〜された」という受動系も学びます。
中2あたりから英語に挫折する人が出てきます。
苦手意識がある方は、とりあえず基礎英語2からスタートされるといいです。
基礎英語3
基礎英語3は中学3年レベルの3英語です。
日常生活での身近なことがらについて、簡単なやりとりができる
- 家族・近所・買い物などの基本的な表現がほぼ理解できる。
- 簡単な表現を使って、自分の状況報告ができる。
- 短いメモやメッセージが書ける。
引用:NHK 基礎英語のレベル
現在完了形や関係代名詞といった、少し難しい文法を学びます。
他には、「I make you happy.」「You look happy.」のように、5文型が全て出そろいます。
英語人生において中学3年間の内容は一番大事なので、やり直しの方は基礎英語3を必ず押さえておきたいところ。
中学の内容を完璧にしておくほど、この先の英語学習が楽になります。
あとは単語レベルが上がり、文法が複雑になるだけで、基本文型は中学3年レベルのものと変わらないからです。
学生時代の英語レベルは普通くらいで、「とりあえず英語やり直しするぞ!」と方は、基礎英語3から始めるといいです。
基礎英語0
基礎英語0は小学生レベルの教材です。
小学生が使うための易しい教材になっているので、基本的に使う必要はありません。
学び直しの方は、基礎英語1〜3のどれかで選べばOKです。
NHKのレベル別教材早見表
NHKが公式で教材をレベル別に分けてくれています。
基礎英語シリーズは、A1〜A2です。
TOEIC換算表です。
TOEIC満点の990点を超えれいるので少しおかしな表ですが、TOIEC700点くらいまでは基礎英語3でOKです。
基礎英語を3まで真面目にやれば、あとはTOEIC対策を少しするだけで700点は固いです。
NHKの英語力測定も可能!
NHKが公式で出している英語力測定テストで今の自分のレベルを計れます。
自分にあったレベルの教材もオススメしてくれるのでいい機能です。
少しでも難しい場合は難易度を落とす
客観的なツールを使ったり、難易度を調べて教材を選ぶのもいいですが、主観で選ぶのが一番いいです。
まずは基礎英語の1つを選んでやってみて、難しいならレベルを落とすのがオススメです。
ありがちな間違いは、今の自分よりもかなり難しい教材を選ぶことです。
「どうせ学ぶんだから」と背伸びして選ぶと、英語学習の継続が苦痛になってきます。
続けられないのがいちばんの失敗です。
7割くらい理解できるレベルを選びましょう。
やっていて簡単なら一つ上の基礎英語を選び、難しいなら一つ下のものを選びましょう。
基礎英語の難易度については以上です。
⇒【挫折せず毎日続ける方法】
「何をどうすればいいのか」
英語学習にはお金も才能も一切入りません。
本当に、正しい方法でただコツコツとやるだけなんです。