やり直し勉強をされる社会人の方は、NHK基礎英語シリーズ全てをやるべきです。
各基礎英語は1年かけて完結します。
しかしそれは中学生に合わせて作られています。
社会人の方が、基礎英語に一年かけていては、全シリーズ1,2,3を終えるのに一年かかってしまいます。
(3年かけて学ばれるのも大いにありです。)
今回は超特急で学びたい方向けの記事です。
早く英語を身に付けたい方は、基礎英語シリーズを1年で終わらせるべき。
3冊同時に進めることは可能です。
⇒【860点までに使った教材】
目次
「何をどうすればいいのか」
それらをシンプルにまとめました。 英語学習にはお金も才能も一切入りません。
やり直し社会人の方は、基礎英語を全部やる
社会人の方は、NHK基礎英語1,2,3を同時に進めます。
1シリーズずつやっていると、基礎英語全てを終えるのに、3年かかってしまいます。
3年は少し長いです。
すでにお仕事を引退された方や、主婦の方のように時間をかけて学ぶ場合は全然OK。
しかしすぐにでも実力をつけたいビジネスマンや学生さんは一気に3冊進めていきましょう。
まずは1冊からスタート
いきなり3冊同時に始めるわけではありません。
まずは自分のレベルに合った基礎英語から始めていきます。
どのレベルが合うかは、主観で決めてもOKです。
パラパラっと内容を見て、7割以上理解できるものがベストです。
とりあえず、1冊目の基礎英語を1ヶ月続けます。
英語を勉強する習慣を作るためです。
すでに習慣がある方はいきなり3冊始めてもOKです。
慣れてきたら2冊目
2ヶ月目以降、毎日の勉強に慣れてきたら2冊目に手を出します。
並行して進めていきます。
基礎英語2から始められた方は、2冊目に選ぶのは基礎英語1、基礎英語3どちらでも構いません。
基礎英語1から始められた方は、基礎英語2を選択します。
隣り合ったレベルを選ぶのがベターです。
3〜4ヶ月目、2冊同時に進めて慣れてきたら、3冊目に突入します。
基礎英語1が簡単すぎるならやらなくてもいい
もし基礎英語3のレベルがちょうどにあるのなら、脱初心者レベルなので基礎英語1をやる必要はありません。
基礎英語2と3で並行して進めていきましょう。
基礎英語3が難しい場合はやらなくていい
基礎英語1から始めた方が、基礎英語3を始めて見て難しすぎる場合は、見送りです。
しばらくは基礎英語1、2を進めます。
多少難しく感じるレベルであれば、挑戦すべきですが、あまりにも理解できない場合はやらなくてOKです。
基礎英語1と2を継続していれば、そのうち基礎英語3にもトライできるレベルになってきます。
基本は音読
勉強方法は音読です。
ただ聞くだけでも効果のある基礎英語ですが、最短で英語力をつけるには音読がベストです。
英文ダイアログとCAN-DO、各例文をとことん音読します。
⇒【基礎英語 音読のやり方】
3冊全て音読する必要はない
同時並行で進める3冊全てを音読する必要はありません。
音読をするのは1冊です。
それ以外の2冊は音声を聞きながら、講座を受講して学ぶだけです。
まずは1冊を徹底音読し、残りの2冊は普通に受講するだけで、3冊並行進めていきます。
イメージ的には下記のように進めます。
(あくまで例です。個人の自由でOK)
・4〜7月:基礎英語1を音読
・8〜11月:基礎英語2を音読
・12〜3月:基礎英語3を音読
学習するにつれ、音読する基礎英語のレベルを上げていきます。
2冊音読できればベスト
正直欲張りを言えば、3冊同時に進める中で2冊以上音読したいです。
「基礎英語 音読勉強法」は、1レッスンおおよそ30分ほどかかります。
慣れてない方は、45分ほどかかります。
毎日2時間、英語勉強時間を捻出できれば、音読2レッスン+普通受講1レッスンが可能になります。
3冊同時並行で音読がベストですが、それは辛いので2冊は欲しいところ。
慣れてきたら2冊の音読にもトライしてください。
そのうち音読にも時間がかからなくなるので、3冊できるようになります。
1日3レッスン音読できるようになれば、加速度的に英語力がアップしていきます。
基礎英語シリーズの進め方は以上です。
まずは毎日1レッスンを続けてください。
できるようになれば、2レッスン(2冊)、3レッスン(3冊)と増やしていきましょう。
一年真剣にやれば、基礎英語だけでもかなり力がつきます。
基礎英語はそれだけ信頼できる教材です。
ぜひ頑張ってください。
「何をどうすればいいのか」
英語学習にはお金も才能も一切入りません。
本当に、正しい方法でただコツコツとやるだけなんです。